「とりあえず、俺たちの名前もちゃんと知ってもらわないとね」
横目で、大声男と立花蒼空のやりとりを見ながらあたしに違和感のある笑顔を浮かべながら言ってきた。
ここにいるやつらは、何を思ってるんだろうか。
みんな、落ち着きがないしあたしには全てが………《偽り》に見えてしまう。
「さんせー!じゃ、僕から!僕は、立花 蒼空だよー!蒼空って呼んでね?紗羅と同じクラスだね!」
教室でも、同じ様な挨拶だったし適当に頷いた。
蒼空は相変わらず女の子っぽくて、髪色はカフェブラウン系の色だと思う。
「じゃー、次俺ね。俺は、水無月 瑠依(ミナヅキ ルイ)。俺も瑠依でいいよ。蒼空以外全員2年なんだ。よろしくね」
紳士男は水無月 瑠依と言うらしい。
よろしくするつもりはないけど、一応頷いておいた。
瑠依は高2に見えないくらい落ちついていていつもこのグループをまとめているんだってことがすぐ分かった。
髪色は黒で、少し長めだった。
