「あー?…って、蒼空じゃねーか!」
あたしが、目を細めていると大きな声が耳に入った。
…五月蝿い。
「さっくん、うるさーい!」
横にいる、立花蒼空もそう口にした。
うん、初めて共感するよ。
そう立花蒼空は言いながら、どんどん奥へと進んでいく。
あたしも、ようやく目が明るさに慣れてはっきりと目を開けれるようになった。
そして、立花蒼空が足を止めた先には5人の男が座ったり寝ころんだりしているのが見えた。
「んだと!?つか、まず座れよな……ってはぁぁああ!!!?お、女!!?」
あたしの姿が目に入ったのか、さっきの五月蝿いやつがまた一段と声を大きくして叫んだ。
その言葉に、寝ていたやつもこちらを見ていなかったやつも一斉にあたしたちの方へと視線を向けた。
……ほんと、五月蝿いんだけど。
