再会‐8年越しの想い‐

「はいはい」

お母さんが鍵を開けると、すかさず唯が玄関に転がり込む。

「うーん、やっぱり雰囲気はちょっと違う、かな?」

唯の後に続いて入った私は見回しながらそう思った。

やっぱり、違う人が使っていたせいかもしれない。

「綺麗に使ってたみたいだな」

最後に入ってきたお父さんが部屋を見回しながら頷いている。