再会‐8年越しの想い‐

「よろしければ、もう1周どうですか?」

そんな私たちに気を使ってくれたのか、係の人がそう言ってくれる。

「いいんですか?」

「はい」

「それじゃあ、お言葉に甘えて・・・・・・」

含み笑みを浮かべながら頷いた係の人がドアを閉める。

「何か、気使ってくれたのかな」

「うん、そうかも」

さっきまでの緊張とは打って変わった私と優斗君の雰囲気。

ううん、さっきのたった数分間で私達の関係は大きく変わった。

幼なじみから、恋人同士へと。

望んじゃだめって思いながらも、心の奥で思い描いていた事。