俺と一緒にいて笑ってくれるのは確かだけど、それはただ単に懐かしいからなのか。

幼なじみとしてだからなのか。

考えれば考えるほど深みにはまっていく。

「はぁ・・・・・・」

1人で悶々としていると、トントンとドアがノックされる。

「優斗、お風呂空いたわよ」

姉さんだった。