再会‐8年越しの想い‐

「あら、お帰り?」

帰ろうとすると、奥の方から優斗君のお姉ちゃんが出てくる。

「はい。お菓子ごちそうさまでした」

「うふふ。いいのよ。それよりまた来てね」

そう言ってだっと走り寄ってくる。

「はい、そこまでそこまで」

そこに優斗君が割り込み、お姉ちゃんを押さえる。

「こらー。優斗、お姉ちゃんの楽しみを取らない~」

「はいはい」

そう言いながらも、押さえる手は離さない。