「はぁ・・・・・・」

テーブルのカップに視線を落として何度目かの溜息。

恐怖で優斗君達の前から逃げてしまった私。

1人になった事と、時間が経った事でやっと冷静さを取り戻したけど・・・・・・。
「はぁ・・・・・・」

冷静になったらなったで、今度は凄い後悔・・・・・・。

いきなりだったからって、心の準備が出来てなかったからって、逃げちゃうなんて・・・・・・。

ああ、本当になにやってるんだろ、私。