再会‐8年越しの想い‐

ああそうだ。

「唯、携帯持ってる?」

「あ、はい」 

「番号とメルアド送っていいか?」

「あ、お願いします!」

遠慮がちだった笑みを大きくして頭を下げる唯。

わたわたと鞄から携帯を探り出す唯に習って、俺も制服のポケットから携帯を引っ張りだした。

折角会えたんだから、連絡手段はちゃんと作っておきたかった。