「ゆーちゃん!!」
「何だよ?」
「大好きっ!!」
「はいはい。」
「大好き大好き大好きーー!!」
「分かったから…ほら、帰るぞ。」
ゆーちゃんの顔は少し赤くなってた。
「ゆーちゃん顔赤い…。」
「うるせぇ、赤くなってねぇよ!!」
そう言うとゆーちゃんは私の手を握った。
ゆーちゃんの手は大きくて温かい…。
「さっさと帰っておばさんの説教だな!!」
「はーい。」
それから私達は
少し傾いた満月が照らす道を
手を繋いで帰っていった。
家に着いた後、
もちろんお母さんに
ものすごく怒られました。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…