「歩…。」
ビクッ…
チラッとゆーちゃんの顔を見た。
怒ってるかなって思った…。
だけどゆーちゃんの顔は怒ってなかった。
「歩、たしかに歩はまだ子どもだ。
だけど無理して早く大人にならなくていい。
これから歩は色んな事を学んで、
色んな人達に出会う。
そして色んな経験をして成長していくんだ。
俺もまだちゃんとした大人じゃない。
だからお互いにゆっくり大人になろう。」
「ゆーちゃん……。」
「それに、もしこれから歩が大人になって
まだ俺の事が好きっていうなら
考えてやるよ。」
「っ!!」
ゆーちゃん…
まだ私に望みはある?

