ズルッ
「きゃあっ!!」
バシャン!!
ぬかるんだ地面に
足を滑らせて池に落ちてしまった。
幸い、池の深さは浅かったため
溺れずに済んだ。
「いたた…。あーあ、ずぶ濡れだ…。」
早く上がらなきゃ……。
「………あれ?」
自分の手を見るとさっきまで
握っていたストラップが無くなっていた。
「どうしよう…。
さっき落としちゃったんだ。」
手探りで池の中を
探してみたけど
なかなか見つからない。
頼りの懐中電灯は水に浸かって
ダメになってしまったから使えない。
「何処っ!?何処にあるの!?」
あのストラップだけは…
大事な物なのにっ!!

