脱衣場で服を着てると玄関の方から
何か騒いでる声が聞こえた。
「客人か?」
風呂場から出て玄関に向かうと
母さんと美希姉と歩のお母さんがいた。
「あっ、結希!ちょうどよかった。
あんた歩ちゃんが何処行ったか知らない!?」
母さんからの突然の質問に頭が回らなかった。
「は?」
「結希君、ごめんね。
歩がさっきから見あたらないの。
夕飯を食べた後お風呂に入るように
言おうと部屋に行ったら居なくて…。
何処に行ったのかしら……。」
歩が居なくなった…?
こんな夜に何処行きやがったんだ?
「あっ……。」
美希姉が口を開いた。

