翔「‼…っ、それ、反則…」
美央「え?」
何か聞こえたから俯いていた顔をあげ聞きかえそうとしたけど…また、唇を塞がれ聞く事はできなかった。でもそんな事はどうでもよくなり、今は翔のキスに溺れていたい、もっと翔に触れて欲しいそう思いながら無意識の内に翔の首に腕を回し、翔と自分の距離を近づけた。
美央「んっ…あっ…しょ…もっと…」
そう言うと唇を離した。
翔「…美央からして?」
意地悪そうな笑顔を見せながらいった。
美央「い、意地悪…」
翔「ほら、はやく。」
文句をいいながらも翔の唇を塞いだ。こたえるように翔のキスも深くなっていき、私の口の端からどちらのかわからない唾液がこぼれた。
翔「溢しちゃダメでしょ。」
そう言って私の口の端から溢れた唾液を舐め取り次は首筋に唇を落としたのと同時にちくっと痛みを感じた。
翔「美央は俺のっていう印。」
痛みを感じた場所を翔は指でなぞった。