翔「当たり前じゃん。お仕置きするんだもん。…ってさっきからきになってたんだけど、その紙袋なに?」
翔が指をさしながらいった。
美央「あ、これ…翔のチョコ…よかったら食べて?」
翔に紙袋を渡した。
翔「クスッ用意してくれたんだ。ありがと。」
美央「っ…///あ、当たり前だよ…だ、だって翔の…か、彼女だもん…//」
翔「可愛い。」
…貴方はわかってて言ってるんですか⁈こんなにドキドキさせるのはずるいです‼
翔「食べていい?」
美央「も、もちろん!」
そう言うと袋を開けた。
翔「トリュフか?」
美央「うん…翔のは甘さ控えめにしてみたんだ。」
翔はあまり甘いの好きじゃないから。
翔は一口食べた。
美央「ど、どう?美味しい?」
緊張しながら尋ねると…
翔「美味しいと、思う?ニヤリ」
美央「わ、わかんない…」
去年は味見したけど今年は味見するの忘れてたから…
翔「知りたい?」
美央「もちろん!」
じゃあ、といってもう一個トリュフを口に入れるとそのまま唇を塞ぎ、口移しした。
美央「ふぁ…んっ…」
甘みと苦味がちょうどあい、美味しかった。
翔「どう?美味しいだろ?」
コクっと頷いた。でももっとっていう感情が溢れ出し思わず、
美央「翔、もっと…」
自分でもびっくりしたけどもっとっていう感情は同じだった。翔は一瞬目を見開いたけど、また意地悪な笑みを浮かべた。
翔「美央からして?口移し。」
私は迷わずトリュフを口に入れ、自分から翔にキスした。そしてゆっくり翔の口の中へいれた。
美央「美味しい?」
翔「あぁ、うまい。ありがとな。」
そしてそのまま深くて甘いキスをした。