忘れ去られたキオク




あー、だめだ、だめだ!!



エルネストが翔平のことを嫌ってるっていうのは、あたしの勝手な想像でしょ!?



決まったわけじゃないんだから!!



明日からも、普通にエルネストのところに遊びに行こう!! うん、そうしよう!!



無理矢理自分を元気付けながら、何を思うわけでもなく、ベッドに寝た。



あ...甘くて、いい香り。



エルネストって、こんなにおいがしたんだ。




あたしは、エルネストを9年間見てきたのに、知らないことがたくさんあることを今知った。