忘れ去られたキオク




──...



「っ!! ごめん、シーナ...」



瞼を開くと、すぐ目の前にはエルネストの顔。



驚いて、咄嗟に顔を横に向けようとすると痛む頭。



「ぅ...っ」



「キツかったよな、いきなり過去なんかに連れ出して」



あれ...? ここは、過去、じゃないの?



「...ここ、どこ?」



「あぁ...教会だ」



教会...。 そっか、戻ってきたんだ。