あたしがエルネストの前に戻ると、エルネストは深くため息をついた。 『...どこ行ってたんだ?』 『翔平のとこ』 『...』 エルネストはあたしを哀れそうに見る。 ...なんなの、コイツ。 ムカつく奴だな、それがエルネストの第1印象だった。 そして、簡単に名前を教えあって、あたしが住む家を教えてもらい、その日は頭がごちゃごちゃのまま、見知らぬこの街で1日を過ごした。