「ーーー知ってたなら、何であんなこと言ったんですか?
あたしあのせいで、その後の仕事も手に付かないくらい落ち込んだのに」
後藤さんはまた困った顔であたしを見つめる。
そう言えば今日の後藤さんはずっとこんな顔してる。いつもはもっと爽やかなのに、何か様子が変だ。
「面白くなかったんだよ」
あたしと頭の回転速度が違うせいか、彼の言いたいことが分からない。
「面白くなかったって、何が…」
「櫻井さんが叔父貴に惹かれてるのが気に入らなかったんだ。
俺、ずっと前から櫻井さんのことが好きだったから」
後藤さんの口振りも、その真剣な目も、冗談とは思えない。
ちょっと待って。
もしかしてあたし今、社内で一番人気の後藤さんに告白されてない?
確かに、後藤さんの普段の態度から、あたしに好意を持ってくれてることは分かってたけど。
それはあくまで、フェミニストな彼が女性全員に対して平等に抱いているものだと思ってた。
それがまさか、本気だなんて。
あたしとしたことが、最近連敗気味だったからか、恋愛に対して鈍感になってたのかもしれない。
あたしあのせいで、その後の仕事も手に付かないくらい落ち込んだのに」
後藤さんはまた困った顔であたしを見つめる。
そう言えば今日の後藤さんはずっとこんな顔してる。いつもはもっと爽やかなのに、何か様子が変だ。
「面白くなかったんだよ」
あたしと頭の回転速度が違うせいか、彼の言いたいことが分からない。
「面白くなかったって、何が…」
「櫻井さんが叔父貴に惹かれてるのが気に入らなかったんだ。
俺、ずっと前から櫻井さんのことが好きだったから」
後藤さんの口振りも、その真剣な目も、冗談とは思えない。
ちょっと待って。
もしかしてあたし今、社内で一番人気の後藤さんに告白されてない?
確かに、後藤さんの普段の態度から、あたしに好意を持ってくれてることは分かってたけど。
それはあくまで、フェミニストな彼が女性全員に対して平等に抱いているものだと思ってた。
それがまさか、本気だなんて。
あたしとしたことが、最近連敗気味だったからか、恋愛に対して鈍感になってたのかもしれない。

