「…実はね、先生に買ってもらったの……」
「先生!?」
「…塾の…」
「蘭は、その先生が好きなの?」
「……え!」
「正直に…」
「あ、うん…」
「…そう」
あれ?ママ?
「それなら、蘭に頑張って欲しいわね♪」
「え!?」
「ママとパパが出会った頃はね。
教師と生徒の関係だったのよ」
「えぇえええ!!」
「ふふ。蘭もママに似たのね」
ま、マジなのでしょうか!!
ママたち…。
えっ!!すごっ!!
「でもね、蘭」
「なに?」
「ママに会わせてほしいわ」
悠さんを…?
いいのかな!?
いや…その前に悠さんが絶対拒否する!!
「変な意味じゃないのよ?浴衣
なんて高いでしょ?」
「…あ」
そういうことか!!
「だから、いつでもいいから、
来てもらって」
「わ、わかった!」
「…で、付き合ってるの?」
「付き合ってないよ!!でも……お出掛けはする」
「そう。なら、お出掛けの帰りにでも」
「…うーん。聞いてみるね」

