「…蘭好きだよ」
そう言って、私の薬指にはめてる指輪にキスを落とした。
「私も好き…だよ」
「ん」
……♪♪♪♪♪
??
あ、私の携帯だ!
そのムードを壊した犯人は……
「ママ…」
「お母さんから?」
「…うん」
「出な?」
「ごめんね、ありがとう」
通話ボタンを押した。
「…もしもし」
『蘭?お昼食べないの?』
「え、もう帰ってるの?」
『そうよ?あ!でも悠羅くんといるから大丈夫よ!気にしないで。でも、夜は帰ってくるのよ?お父さんもテンション上がっちゃってるのよ、ふふふ』
「分かった!じゃあねー」
…ママも十分テンション上がってたな。
「何だって?」
「あ、別に対したことじゃないよ!夜には帰ってこいってだけ」
「家帰らなくていいの?」
「まだ悠さんといたいもん…」
「でもお前…」
…ギュルルルルルー
うわ、恥ずかしい…。お腹鳴っちゃったし。
「お昼食べてないんだろ?」
「…うん」
「俺が祝いに作ろうか」
「えっ?いいのっ?!」
「ん。待ってろ」
やーったー!
嬉しいなぁ…!悠さんの料理!

