「………」
……え?
結婚……?
え、え??え?!
訳わからない…パニック状態。
プロポーズ…?
「結婚してください」
悠さんが深々と頭を下げた。
「私…でいいの?」
「お前じゃないとダメ」
「もっとこれから先、いい出逢いがあるかもよ?」
「蘭との出逢い以上はない」
「…ほ、本当にいいの?」
「うん」
「嬉しい…嬉しいよ、私…」
涙が溢れてきた…。
「泣くなよ…」
「…っ」
涙で視界が歪んでる…。
「蘭…手」
「え?」
手を出すと、悠さんはポケットの中から小さな箱を出して、その中にあるものを私の左手の薬指にはめた。
「…綺麗」
シンプルな指輪だけど、キラキラしてる…。
きっと高いんだろうなぁ…。

