【悠羅side】
蘭は無事合格みたい。
良かった〜、マジで。
だけどよ……
「つーかさ」
「ん?なに?」
「何で吉田といたわけ?」
「え?あ…駅一緒で…」
一緒だからってよー…
一緒に帰って来てんじゃねぇよ。
「…悠さん?お、怒ってる?」
「超怒ってる」
「えっ?!」
目を一瞬見開いて、あわあわする蘭。
「えーっと、その…ごめんなさい」
「……ばーか」
「え?!はい?!」
「妬くじゃん」
「…」
あ、蘭困ってる…。
可愛い。
「まぁ、いいよ。これから学校だろ?」
「うん、学校!」
「俺自転車だから乗るか?」
「え?いいの??」
「ん」
「ありがとうー!」
あー、もう本当に可愛いわ…。
「あ、蘭。そういえばお母さんは?合格発表一緒だったんじゃねぇの?」
「なんか向こうで買い物するみたいでいないの」
「…そうか」
今日はお母さんに会う気でいたんだけどな。
服も少し時間かけて選んだし…。

