「いらっしゃいませ、四名様でよろしかったでしょうか?」

「…はい」

「お席ご案内致します!…四名様ご来店でーす」


店員に着いてくと奥の方の席に案内された。


「何頼む〜?」

「どうしよっか…」

「ねぇ、さっきの店員さん可愛くなかった?」


和さん…。

貴方には山下がいるのでは…?


「もうっ!和嫌い!」

「えっ?!」

「ぁーあ、和さん麻凉に嫌われちゃったー」

「ぇえ?!ごめん!」

「………」


山下は黙ったまま。

おい、このまま喧嘩とかやめろよ?


「俺の1番は麻凉しかいねぇよ…」

「…!/////」

「あは!麻凉真っ赤ー!」

「蘭うっさ〜いっ」


あーいう言葉をすぐ言える和さんはやっぱりすごいと思う。