「ほい、ここで降りろ。先行って待ってて?」
「うん!待ってるね!!」
待っててって言われるのが嬉しい!
もう本当大好き!!
でも…バレたりしたら、とか考えちゃうんだよね…。
「こんにちはー」
「天野さん、こんにちは」
塾長に、挨拶してから座席の確認をする。
あ!今日一番後ろでいいブースのところだ!
「蘭ちゃん♪」
「あ、横田ちゃん!」
「今日も一緒に来てたのー?」
「う、うん…!」
「いいなー!青春ねー!」
先生と付き合ってて、青春っていうのかちょっと微妙だけど…。
_____ガチャ。
「あら、来たわよ!じゃ、勉強頑張ってね」
それだけ言うと、横田ちゃんは戻っていった。
横田ちゃんとは、いっぱい恋バナする仲だから悠さんと私のことは、知ってるんだ!
悠さんも、許してくれたし。
「んじゃ、行くか!」
「ひゃ…!」
悠さんが近くて、ビックリしてしまった。
私のすぐ隣にいた。
「なぁ、蘭…」
「なにー?」
「今日…勉強じゃなくていい?」
「えっ?何するのー?」
「ちょっと話したいことあってさ」
「う、うん….」
な、何だろ?
別れ話だったりして…。
そんなの無理…………。
「っく……」
「な、泣くなよ!おぃ!何もしてねぇだろうが!」
「別れ話だったら…」
「あほ。ちげぇから」
違うの…?
てか!!!
泣くとか恥ずかしい……。
だって、別れ話って考えたら泣けてきたんだもん!

