「あんたの元カノが蘭に……」
「あいつが何かしたのか?!?!」
「…やっぱり。聞いてないんだ、蘭から」
「何したんだ、あいつ」
「蘭の家の近くで待ち伏せして、お前と別れろっつって、お前と蘭の写真を塾に貼り付けるとか言って、最終的には蘭を殴ろうとした」
……蘭にそんなことが?
嘘だろ………?
「でも…俺が止めた、その女を」
「え…」
「俺は蘭が好きだから…守ってやりたかったから助けた」
「…………」
そんなことが……。
未だによく整理つかない。
「悠さんー?…あれ、綾斗??」
「ちょっと!なんで綾斗がイケメン先生と話してんの?!」
蘭と蘭の友達が来た。
「何でもねぇよ…。愛梨、帰ろうぜ」
「え?あ、うん…。じゃあ蘭バイバイ!」
「うん!!バイバイ!!」
蘭はいつも通りニコニコしていた。
あの話…本当なのか?
本当だったら…
何で気付いてやれなかったんだ?

