風呂から上がって、蘭の部屋に行くと、蘭は眠っていた。
「…蘭?」
「ん…。…あれ、寝てた?」
寝起きの蘭が、可愛すぎる。
危険だ…。
「風呂入って来いって、お母さんが言ってた」
「…ん。わかった。待っててね」
「おぅ」
…ガチャ
蘭の部屋に俺1人…。
何してようか…。
とりあえず、携帯を見ることに。
ん?不在着信?
和さんだ。かけ直そう。
…♪♪
『うぃす』
「和さん、何か用ありました?」
『あぁ、ちょっとな。また、出掛けない?四人でさ』
「俺は、いいっすよ?」
『良かった!……あっ、ちょっ!何すんだよ…ぉい…』
…なんだ?
電話の向こうが騒がしい。
『もしもーし!』
この声は…
「山下か」
『ピンポ〜ン、正解!』
「今、和さんといんの?」
『うん!そうだよ』
「こんな夜遅くにか」
『だって、今日お泊まりだから♪』
泊まり…。
和さん…すげぇ。
『あ、そうそう!今日蘭と何かあったー?』
「は?なんで」
『塾から出て行った蘭のあとを追うように、先生も出て行ったから!』
「あぁ…見てたのか」
『まぁね!!』
まぁね!!…って。
うわっ!
蘭が風呂から上がってきた。

