「うわぁ……。」 思わず声が出る。 それくらい綺麗で気持ちいい。 満天の夜空。 夜のはずなのに、月明かりと星の輝きでとても明るかった。 心地よくふく風と、輝く空の下、ふかふかの草の上に座った。 サアァァ―――――… 誰もいない野原では、風の音もよく聞こえる。 空を黙って見上げた。 ―――キランッ。 「「流れ星っっ!!!」」