今日は柊さんと買い物に行きますよ。


あたしはいいって言ったのに柊さんが「行く!絶対行く!」

って言ったから。


忘れてたけどね!

「さて、行こうか!!」

そうこうしている内に着替え終わった柊さん。

前から思ってたけど…センスがいい。


「ね、早く行こ!」

「あ、はい。」

柊さんはあたしの手を引っ張った。

こんな些細なことでドキドキするのはあたしだけだろうし、それにこんなこと気にしてたら、この先柊さんについていけない。


昨日から今日にかけての10時間くらいでわかった。

柊さんに遠慮はできない。


なぜか遠慮とかできないんだ。