ただ君に、まっすぐな愛を。~あの日見つけた流れ星~





入ってから、さらにビックリした。

柊さんの家の中は全くと言ってもいいほど、生活感がなかった。


「一人暮らし…ですか?」


「今は…ね。」

今は……?

じゃあ…昔は…?


柊さんの言葉にはあえてふれずに「そうですか。」とだけ返しておいた。