それからまた数日経って夏休みになってはじめての土曜日。



 「あちー…」



 …暑い。あちーよ。冬麻のヤツ暑い日選びやがって…。



 第一突然過ぎんだよ冬麻は…。



 「あっ!先輩ー!」


 「…冬麻おせーよ」


 「先輩可愛い〜!」


 「は!?」


 「先輩は何着ても可愛いしカッコいいな〜」


 「…アホか…お洒落して来るって言うから僕も頑張ってみたまでだ!」


 「ふふ…先輩可愛い〜!わざわざスカートにピンヒールとか俺に合わせてくれてるし〜」


 「ちっ!違う!て言うか冬麻こそホストみたいな格好してるじゃねえか!」


 「なら尚更ぴったりじゃないんですか〜?」










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