放課後のキス、恋の始まり。



「ふー終わった」



久世くんの質問攻撃に耐えながら、やっとの思いで日誌を書きあげてそう言った。



「やっと帰れる。」



そんな私に冷たい声の久世くん。


いやいやいや。


私はずっと帰っていいよって言ってたよね?

ちゃんと聞いてたのかな?久世くん。



しかもちゃっかりため息ついちゃってるからね。