放課後のキス、恋の始まり。


心臓の音がうるさすぎて、


落ち着かなくて。



私は一心不乱にケーキを口に運んだ。




あ、



このケーキ……




「美味しいっ……」




―――と、思わず笑顔になって、呟いた。