「どういうつもりよ!!」 キッと睨みを利かせて、その言葉を久世くんに浴びせた。 「どういうつもりって……?」 常に余裕の表情の久世くん。 そんな冷静さに余計に腹が立つ。 「教室で、あんなウソ付くなんて!!」 「嘘、じゃないだろ?」 ふふん、と威張る久世くん。 なんかもう、この人は自分中心に世界が回ってるってカンチガイしているんじゃなかろーか。