そしてその冷えた布を赤くなっていると思われる所に当てられる

「しばらく冷やしていろ、俺は食事の準備をするから」

俺に背を向けると火をおこし始めた

なんとなく俺はその背中をじっと見る

ていうか、舞って小さっ…

つーか何歳?

「舞」

「何です?」

「何歳だ?」

「十五です」

十五?!

若ッ!!

若いっていいなぁ…

でもそれにしては小さくね?

「小さくて悪ぅございました。
百四十五しかありませんよ」

振り向きはしないがあからさまに不機嫌ですと言う声色

つか、

何で思ってることわかってんだよ

「声に出ていたんです。
本当、失礼ですね。
それに、原田 さんも若いじゃないですか」

おぉぅ…

声に出ていたか…

そして原田とさんの間は何だ!

若いか~

そりゃどぅも♪

つーか、

「左之でいいぜ?皆そぅ呼んでる」