美しく咲き誇る




そしてしばらく歩いていると

「キャ―――――!!!」

女性の叫び声が聞こえた

僕達はその声の聞こえた場所へと走り出した

そこには十人くらいの浪士達

「壬生浪士組です。刀をおさめなさい」

僕は悪魔でも優しく言う

「あぁ?田舎侍どもが!武士の真似なんてしてんじゃねぇよ!」

十人ほどの浪士は刀を振り下ろしてくる

ザシュっ

「ぎぁぁぁっぁぁぁあ!!」

そして辺りには赤い花が咲く

「僕に刃を向けたってことはこう言うことだからね?」

僕は迷わず刀を振り下ろす

だって僕は人斬りの沖田なんだから

「はぁっ!」

浪士の数が減りつつある中彼女の声が聞こえた

なんか早いなと思ったのは彼女も刀を振りかざしていたからか

そして後少しとなりつつある中

「きゃぁ、」

小さな男の子がその戦いの中に紛れ込んでしまった

「危ない!!!!!」

僕は男の子のところへと走るが間に合わない