屯所に着いたのはいいが少年の表情は一つも変わらない。

壬生浪士組

人殺し集団と恐れられた

そこらへんにいる浪士でも顔の色を変えてしまう。

「こっちだ」

一君が少年を此処の副長の所へ案内する


もちろん僕もだ。

長い廊下を僕と一君と少年で無言で歩く

僕にはこの空気は非常に辛い。


「副長夜番から戻りました」

「あぁ。ご苦労だったな」

「それと…「土方さ――――――ん!!!」

僕は堅苦しいのは嫌い。

なので…

こう…スパ―――ンと戸を開けた