「拓翔、今日のラブレター」

「うわっ…!」

「ったく……、毎日持ちかえるこっちの身にもなれっつーの!ラブレターとか昭和かっつーの。」



拓翔が持つ抱えきれないほどの繭莉へのラブレター。



繭莉はお気に入りのソファーにドカッと座る。



「……あ〜…お腹減った…!稜平〜、ごはーん。…………あ、diet中だから把握よろ〜。」

「………はいはい…。」


繭莉の中できっと俺は食事係。

ん?料理長かな?





「あ、メールだ。……うっわ……多田だ……。」

「また、多田かよ。」

「しつけーな。」

「ほーんと!和馬、アド変しといて。」


ポイッ


「……へーい…」




繭莉からしたら、幼なじみ3人の俺等はめしつかい。