**稜平side



「田村、この問題といてみろ。」

「はい。……x=√15w+83/194…△◎◆☆#%◎※§¢▲○*‰‡です。」

「………完璧だ……。」

「「「おぉ〜…!!!」」」



パチパチパチとクラス中から拍手をうける繭莉。


満足気な表情で席につく。



「さすが、田村さん!」

「ほんとに憧れちゃうよねっ!」

「繭莉ちゃん、まじ可愛いよな。」

「田村さんにいつか……っ!」



クラス中からいろんな声が飛びかいだす。



俺等3人は呆れ顔で顔を見合わせる。





確かに、繭莉はかなりの努力家だ。

地味に負けず嫌いで強気。


かなわねぇと尊敬する。



だが、裏の顔を除けばの話。