不良少年に恋をした。






「あーくそッ」

「え、な、な、なにしてんの!?」




いきなりブレザーを脱ぎ始めてどーいうつもりなの!?




「黙っとけ」

「あ、あ、あた、あたしそーいう趣味ない……わぷッ」




脱いだブレザーをあたしに被せてきた藤澤陸。




「とりあえず、図書室行くぞ」

「……ありがと」




──ドンッ!ガンッ!




「い、いった……」




あたしは歩き始めてすぐに、ブレザーで目の前が見えなくて、


派手に机にぶつかってしまった。