あーあ。 やっぱりあの子も好きなんだ。 御堂くんのこと──。 1ヶ月前の幸せはどこ行ったんだろう。 あんなに楽しかったのにもう壊れかけてる。 幸せは儚いってよく聞くけど、ほんとそうだとここ最近思う。 そんなこと思いながらあたしは自分の席に戻る。 「あれ?志乃早かったね」 「睨まれた」 「は?」 きっともう御堂くんはあたしのことなんか眼中にない。 あたしは机に突っ伏して、こっそりと涙を流した。