「ふ、楓子ちゃぁん…全然わかんないよ…」 隣の席の秋山 楓子(あきやま ふうこ)に小声で話しかける。 「まかせて!数学部のこの私に!」 「た、たのもしぃです…。あ、あのね、ここは分かるんだけど…」 ______________________________ 数学の時間が終わって、どっと疲れたあたしは、次の理科の準備をした。 「ねぇねぇ!由香!」 クラスメイトの高橋 亜子(たかはし あこ)が話しかけてきた。