螺旋状の階段を下って行くと昨日いたリビングに出た
キッチンには朝食の準備をするハル
ソファーには朝のニュース番組を見ているソラ
その向かい側で何やら真剣な面持ちでノートパソコンとにらめっこをしているダイ
そして何故か少し離れた所で準備運動らしき事をしているアキ
「お、おはよー」
とりあえず朝の挨拶をしてみる
「おはよー、ウミ」
「おっはよー!」
「おはよう。とりあえず座れば?」
上からダイ、アキ、ソラの順に返事をしてくれた
ハルはどうやら聞こえなかったようす
ウミはソラのお言葉にに甘えてソファーに座った
「ウミ、まだパジャマなんだー」
目頭を押さえながら私を見て言うダイ
「うん・・・私着替えた覚えないんだけど、」
「あー、それあたしが着替えさせたのよ」
「え?アキが?」
「そうそう!ウミ、ボンキュボンのナイスボディーたったよ!」
親指をグッと立てウインクしたアキにウミはクッションを思いっきり投げつけた
ダイとソラは飽きれ顔。
アキの最後の台詞をキッチンから
たまたま聞いてしまったハルは赤面するのであった

