「やっぱり舞ちゃんに敬語で話されるのって凄い違和感あるな」




「あたしは違和感っていうよりもちょっと寂しいかな」





「でも、舞ちゃんが昔のまんまで良かったねー
相変わらずブッ飛んでたー」






「おい、舞はもう舞じゃないんだ
舞って呼ぶな。ボロがでるぞ」






「今日だけ思い出に浸らせなさいよ
あんたが一番喜んでる癖にー」






「うるせっ」












遠退く意識の中、こんな話を聞いたような気がした