「あ、じゃあ…行く…」 あたしの名前知ってたんだ。 あたしの存在に気づいてくれたんだ。 それだけですごく嬉しい。 「 じゃあ撮るよー」 カメラを向ける男子の声とともに押されるシャッター。 「焼き増しして後で渡すから」 一生の思い出になりそうです。