そこからは、短かった。一緒に撮ったプリは無数に有るし、おソロのキーホだって鞄が重たくなるくらいいっぱいついてる。二人でドキドキしながら、初のカフェに入って二人揃って苦いコーヒーを注文しちゃったりとかした。ずっとずっと続くと思っていたその関係は、あることによって呆気なく、ぷつんっと糸が切れるように消滅した。 それはあの受験五日前のことだった。こっちの地方では珍しい、粉雪がふんわりと舞う中で、私は、手を振ってちょっと早足で歩きだした。 亜咲は待ちきれないと、言わんばかりに私の方へ走ってきた。
「亜咲ちゃ………」
その時だった。
「亜咲ちゃ………」
その時だった。

