「あたし、たぶん遥斗のこと好きだから」
キッと睨み付けて胸ぐらの手を離すと、遥斗が後ろによろけた。
「……ええっ!?」
メガネの奥の目をこれでもかと大きく見開いて、遥斗が尻餅をついた。
「ま、万梨ちゃん……」
「何よ」
立ち上がって腰に手を当てて、あたしは遥斗を睨み付けた。
「に、睨まないでよ。怖いから……」
「だから何だって聞いてんのよ」
「い、いったん落ち着こう。万梨ちゃんは今、興奮して適切な判断ができなくなってるから」
「はあ?」
「い、いや、あのね、会って二度目で人のことはわからないって言ったの万梨ちゃんだからね? そんな、会ってすぐに好きなんて……」
「じゃあ、親しくなればいいわけ? 親しくても恋愛感情を持たない男女なんかそこらへんにゴロゴロいるわよ」
「ええっ、恋愛感情なの!?」
「……突っ込むとこそこ?」
ていうかわからなかったのかよ。
キッと睨み付けて胸ぐらの手を離すと、遥斗が後ろによろけた。
「……ええっ!?」
メガネの奥の目をこれでもかと大きく見開いて、遥斗が尻餅をついた。
「ま、万梨ちゃん……」
「何よ」
立ち上がって腰に手を当てて、あたしは遥斗を睨み付けた。
「に、睨まないでよ。怖いから……」
「だから何だって聞いてんのよ」
「い、いったん落ち着こう。万梨ちゃんは今、興奮して適切な判断ができなくなってるから」
「はあ?」
「い、いや、あのね、会って二度目で人のことはわからないって言ったの万梨ちゃんだからね? そんな、会ってすぐに好きなんて……」
「じゃあ、親しくなればいいわけ? 親しくても恋愛感情を持たない男女なんかそこらへんにゴロゴロいるわよ」
「ええっ、恋愛感情なの!?」
「……突っ込むとこそこ?」
ていうかわからなかったのかよ。

