ーside夢七ー




「冬弥君、夢弥がそっちいたーー」




あたしはそう言ってよちよち歩きの可愛い男の子を見ながらそう言った。




まだ、歩く事が出来てから間もないなら転ばないかとても心配だ。





「わかったー。おいでー、夢弥ー!」




あたしの大好きな人があたしの宝物をゆっくりと抱き締めた。





そう、夢弥とは、あたしと冬弥の子供だ。