あたしはお弁当箱を開いた。




今日はおにぎりにしたんだよね♪




あたしが食べようとした時




「大石さん、それ自分で作ったの~?」





後ろから声が聞こえた。





この声は…!



あたしが振り返ってみるとそこにいたのは、やっぱり東城さんだった。



「あれ?東城さん、ランチ行かないんですか?」




あたしがそう言うと東城さんは困ったような顔をして、



「部下が少しやらかしたからそれの分働いてんの。ランチなんてしている余裕ないよ」



そう言って困った顔をした。