そしてランチの時間。




「夢七?あたし食堂行くけど、今日はお弁当?」




愛瑠先輩が言った。




あたしはバッグからお弁当を取り出して愛瑠さんに見せた。




「今日もお弁当です」




あたしがそう言うと




「あんたホント凄いわよねー。じゃぁ、あたしは食堂行ってこよ♪」





そう言って愛瑠さんはオフィスから出て行ってしまった。





あたしは辺りを見渡したけど、弁当持ちなんて結婚している人がほとんどだ。