「な、何?」




あたしがそう言うと、冬弥くんをギュッと抱き締めた。





えっ?




…ドキっ////





あたしの心臓の音が大きくなるのが自分でも分かる。





そんなことを思っているなんて知らない冬弥くんは




「無事で良かった」




本気で無事で良かったと思っていてくれているらしい。





ううぅ。





これ以上我慢できないよぉ。